戦前の混乱により、福島市内某所より流失した物の一つと伝えられる、【 大身鎗先 ４５.５㎝ ( 保存用鞘・柄付き ) 】です。
この鎗先は、寛永十五年(1638)年の島原の乱鎮圧の上使として、陸奥福島藩 板倉家祖 板倉重昌公が従軍し戦死した際に、板倉勢が使用した武具のひとつと伝えられており、以前は添え書きがあったそうですが、ボロボロになってしまったそうです。
鎗自体は戦国時代後期頃の大身鎗と思われ、登録証交付後に『 研ぎ 』と、保存用の『 鞘 』と『 柄 』を作ったそうです。
登録証の記載内容は、種別 やり、長さ ４５．５センチ、目くぎ穴 １個、銘文 無銘、福島県教育委員会交付です。 登録証の記載内容は、福島県教育委員会に確認済みです。 
保存用鞘と柄に納めた時の全長は、９２．５センチ、鞘の長さ ６７．５センチ、柄の長さ ２４．７センチです。
保存用の木製黒塗り鞘・柄が付属しておりますので、このまま歴史資料としてコレクションにいかがでしょうか？
状態は比較的良い方だと思いますが、画像にてご確認ください。
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